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白血病の初期症状や受診の目安をチェック~急性白血病と慢性白血病の違いとは?~

白血病とは血液のがんの1つです。血液のもととなる造血幹細胞が、白血球や赤血球などの血液細胞へ変化する途中の段階でがん化する病気です。大人の白血病はどの年齢でも発症しますが、特に60歳以上の高齢者に多いことが特徴です。白血病は大きく分けると急性白血病と慢性白血病があり、症状の現れ方が異なります。

本記事では白血病の種類別の初期症状や受診の目安となる症状のチェック項目について解説します。

急性白血病とは、発症すると急激に症状が現れ、進行する白血病のことをいいます。主な種類として、急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病があります。

初期症状に特徴的なものはなく、一言で表すと“かぜに似た症状”と表現されることもあります。そのため「ただのかぜ」と勘違いされてしまうことも少なくありません。具体的な症状は白血病の種類によってもやや異なりますが、赤血球・血小板・白血球などの正常な血液細胞が減少したり、白血病細胞が増加したりすることで以下のような症状が現れます。

赤血球の減少

体のだるさや息切れ、動悸、めまいなど貧血による症状が現れます。

血小板の減少

血を止めるはたらきが弱まり、点状の出血が出たりあざができやすくなったり、鼻血や歯茎からの出血が増えたりします。

白血球の減少

感染症にかかりやすくなり、発熱や喉の腫れなどの症状が現れます。

白血病細胞の増加

白血病では、白血病細胞が肝臓や脾臓(ひぞう)などの臓器に入り込み、お腹の腫れや圧迫感などの症状が現れます。また、骨髄で白血病細胞が増えると骨や関節に痛みが生じることがあります。さらに、脳など中枢神経系で白血病細胞が増えると、頭痛や吐き気を引き起こすこともあります。

慢性白血病は白血病細胞がゆっくり増加するため進行スピードが遅く、初期症状はほとんどありません。多くの場合、健康診断やほかの病気の検査として血液検査を行った際に、白血球の数などに異常がみられて発見されることが一般的です。主な種類として、慢性骨髄性白血病と慢性リンパ性白血病があります。

慢性骨髄性白血病が進行すると、急性白血病と似たような症状が現れます。赤血球・血小板・白血球などの血液細胞が減少することによって貧血が生じたり、出血しやすくなったり、感染症にかかりやすくなったりするほか、白血病細胞の増殖によって脾臓が大きくなり、お腹の張りなどの症状がみられることもあります。

また、慢性リンパ性白血病でも、病状の進行とともに貧血、リンパ節の腫れ、体重減少、倦怠感(けんたいかん)、発熱、寝汗などの症状が現れます。

白血病には初期から症状が現れやすいものとそうでないものがあります。以下のような症状が現れた場合には白血病の可能性も考えて、念のため医療機関の受診を検討するとよいでしょう。

  • 体のだるさや動悸、息切れ、めまいなどが続く
  • ぶつけていないのにあざが生じる
  • 鼻血や歯茎からの出血を繰り返す
  • 発熱や喉の腫れなどが続く

など

白血病には、進行スピードの早いものとそうでないものがあります。進行スピードの早い急性白血病では速やかな治療が必要となるため、気になる症状があればすぐに医療機関の受診を検討しましょう。

また、進行スピードが遅い慢性白血病は自覚症状が現れにくく、発見が遅れてしまうことも少なくありません。速やかに異常に気付けるよう定期的に健康診断を受けることを心がけましょう。